お母さんが洋裁をすることのメリット

こんにちは。

広島洋裁教室「てくてくソーイング」のくにまさです。

昨日、他の洋裁の先生と

話していた時のこと。

「ピアノとかと同じ。

洋裁も早くからすると違う」

それまで、私の中では「早く始める」

という発想はなかったけど、

この言葉を聞いて「確かに」と思いました。

教室にはお子さん連れで

来られる方もいらっしゃいます。

一人で遊んだり、

お母さんの近くにきたり、

眠くなってぐずぐずになると

おんぶされたり。

その間、お母さんは

お子さんの様子を見ながら

ミシンをすすめます。

Yさんは、この時、

お姉ちゃん用のワンピースを作っていました。

このお姉ちゃんも小さいころから

一緒に教室に来てくれていて、

今は保育園がはじまり、

なかなか来ることはできません。

でも自分のお母さんは、

「モノが作り出せる」

ってことを知っています。

まっ平らの生地が、

ポーチや服や帽子や

いろんなものに変身します。

そういうのを見てきた子は、

「作れる」という考えが

頭の奥底に刷り込まれています。

この「作り出せる」という価値観って

大事だなと思います。

これから何か困ったこと、足りないことがあっても

知恵をだして作り出す。

強く、たくましく、生きていくことができます。

はじめは、あるものを作る。

好きな柄が、形になると嬉しいですよね。

それを続けると、

今度は自分でゼロから

生み出すようになります。

これは中学生の女の子。

「ここにハートをつけて、

大きさはこのくらいで・・・」

と柔らかい頭の中で想像したものを

作るための技術を学ぶようになります。

ちょっとでもこんな風に

「自分で作りだせる」子どもたちが

増えていくといいな。

想像力を豊かにしてほしいです。

ジョンレノンも言ってます。

「イマジン～♪」って。

想像力が備わってると、

相手の気持ちも考えられる。

平和になるよって。

昔は意味が分からなかったこの歌を

理解できるなんて、

大人になったな～。

★本日のぼやっきー★

朝学校に行きたくないという娘（小３）。

宿題を忘れてて、それをやっていたら

遅刻しそうな時間になったから。

目に涙をためて

「こんな顔、人にみせたくない」と。

結局、涙を拭きながら走って学校まで行きました。

（私は着替えてなかったからついていけなかった）

でも親としては心配になるわけですよ。

大丈夫だったかな。

元気になったかな、と。

教頭先生に用事もあったので、

1時間目の休憩時間のころ合いに

学校にいってみたら元気そうに笑ってました。

よかった、よかった。

よくがんばった。